コーヒーの飲み過ぎで起こる現象・症状
コーヒーは健康や美容効果、ダイエット効果、がん予防効果などがあることで知られています。そのため、コーヒーを飲まれる方は年々増えています。
しかし、コーヒーを大量に飲んだり、飲み過ぎることで体に異変が起き、さまざまな症状を引き起こす危険性があります。では、コーヒーの飲み過ぎで起こる現象と症状についてみてみましょう。
目次
コーヒーの飲み過ぎで起こる胃の不調と症状
適切な量のコーヒーは、胃の消化促進作用により、健康な胃腸をキープすることができます。それはコーヒーに含まれているカフェインが、胃で消化酵素・リパーゼを分泌させる働きをしているからです。
しかし、コーヒーの飲み過ぎが続くと、カフェインは胃酸の分泌を必要以上に行われ粘膜が傷つき、胃炎や胃潰瘍などの症状を引き起こします。また、空腹時にコーヒーを飲むことも胃に悪影響を及ぼしますので注意しましょう。
コーヒーの飲み過ぎで起こる糖尿病
コーヒーに含まれているカフェインやポリフェノールには糖尿病の予防効果がありますが、それは適切なコーヒーの飲み方をした場合です。
しかし、コーヒーを飲み過ぎてしまうと糖尿病の予防効果にはならず、長期間にわたって大量のコーヒーを飲むことで、糖尿病が発生する危険性があります。飲み過ぎることでカフェインにより胃酸が出すぎ、ポリフェノールにより消化不良が生じます。
また、脂肪や糖分が分解されないので血糖値が上がりやすくなります。もし毎日コーヒーを6~7杯飲んでいるのであれば飲み過ぎとなってしまっています。そのため、内臓器官に大きな負担がかかり、疾患が生じやすくなってしまいますので、コーヒーの量を控えるようにしましょう。
コーヒーの飲み過ぎで起こるアレルギー
コーヒーの飲み過ぎると、急性カフェイン中毒とよく似た症状としてコーヒーアレルギーが生じる場合があります。今までコーヒーを飲んでも何もなかった人が、ある日突然、コーヒーを飲み過ぎたことでアレルギー症状が発生します。
症状としてめまい、動悸、頭痛、手の震え、じんましん、腹痛、下痢などの症状が現れます。急性カフェイン中毒の場合は治る可能性が高く、治ればまたコーヒーを飲むことができますが、コーヒーアレルギーになってしまうと、それを境にコーヒーを飲むことはできなくなってしまいます。
まとめ
コーヒーは適切な量を正しい方法で飲むなら、身体に良いさまざまな効果を得ることができます。
しかし、コーヒーを飲み過ぎると、身体に異変が生じ、最終的には大きな病気を引き起こす危険性があります。したがって、コーヒーの飲み過ぎには気を付けましょう。