コーヒーの1日の摂取可能量は?
コーヒーはカフェインが含まれていることとして知られています。
コーヒーを飲み過ぎると飲むと眠れなくなる・・という方も中にはいるのではないでしょうか?それとは反対に、コーヒーを1日に何杯飲まれる方もいます。
では、コーヒーの1日の摂取可能な量はどのくらいなのでしょうか?
目次
コーヒーは1日どのくらいの摂取量なら安心して飲める?
コーヒーにはカフェインが含まれているので、カフェイン中毒にならないために、コーヒーの正しい摂取量や摂取方法を知っておくことはとても大切です。では、コーヒーの1日の摂取量、つまり、コーヒーは1日何杯くらい飲んでも良いのでしょうか?
厚生労働省は、成人なら1日400㎎が最大摂取量として設定しています。ですから、コーヒー1杯(150ml)あたりのカフェイン量はおよそ80㎎程度含まれているので、コーヒー1日5杯程度までなら飲むことができます。
一方子どもの場合、成人大人の4分の1が目安の摂取量となっています。また、妊娠中の方や授乳中の方は1日3杯程度を目安とすることをおすすめします。
カフェインに強い人もいれば弱い人もいる!
アルコールに強い人と弱い人がいるのと同様、カフェインにも強い人と弱い人がいます。カフェインの場合、結合するアデノシン受容体の個人差が関係していると言われています。
カフェインの感受性が高いと脳で素早く反応することができるため、肝臓でカフェインをすぐに分解することができます。
しかし、カフェインに弱い人の場合、カフェインを分解する能力が低いため、全身にカフェインが巡る、つまり、カフェインが血中に長くとどまってしまいます。
そのため、夜眠れなくなる、などの症状が現れます。ですから、カフェインが弱い方は、コーヒーの1日の摂取量を控える、つまり、飲む量を減らす必要があるでしょう。
カフェインを摂取し過ぎるとどうなる?
上記でも見たように、カフェインの1日の摂取量は400㎎まで、つまり、コーヒー5杯程度までです。もし1日の摂取量400㎎を短時間のうちに摂取すると、カフェイン中毒の急性症状を引き起こします。
また、1日に約11,000g以上を摂取することは致死量と言われていますので、くれぐれも摂取量には注意しましょう。
まとめ
コーヒーにはカフェインが含まれているため、何杯も飲むとカフェイン中毒の症状を引き起こす可能性があります。
したがって、厚生労働省が設定している成人1日400㎎のカフェイン量に匹敵するコーヒー5杯程度までを1日の目安量としましょう。