コーヒーの歴史と定義
みなさんは、わたしたちの身近な飲み物として親しまれているコーヒーの歴史について考えたことがおありですか?コーヒーはいつ、だれが、どのように発見したのでしょうか?
では、世界と日本のコーヒー歴史と、コーヒーの定義について詳しくみてみましょう。
目次
世界のコーヒー歴史について
コーヒーの起源については、いくつもの伝説が伝えられています。その中でも有名なエチオピアでのコーヒー発見伝説は、とても有名な説です。
ヤギ飼い少年のカルディが、アラビカ半島とアフリカ大陸が出会う付近で、放し飼いのヤギたちが夜になっても元気に動き回っている様子に気づきよく観察したところ、ヤギが赤い木の実を食べていたそうです。
その赤い実をカルディも食べてみたところ、全身に活力がみなぎってきたので、その旨を修道士に伝えに行きました。その後、修道士たちは睡魔に打ち勝つ秘薬として赤い実、つまり、コーヒーを広めていったと言われています。
日本のコーヒーの歴史について
日本のコーヒーの始まりは、18世紀に長崎の出島にオランダ人が持ち込んだのがその始まりと言われています。江戸幕府時代の鎖国対策の影響で、民衆にコーヒーが行き渡ることないことと、風味が日本人好みではなかったため、普及するのに多くの時間が必要となりました。
明治時代にはいり、コーヒーは上流階級の一部だけに愛飲されるようになり、一般的に普及するようになったのは大正初期時代以降からです。
1960年代になってからインスタントコーヒーが発売され、多くの家庭でコーヒーが飲まれるようになり、その後、缶コーヒーの普及も広まります。現在では多くのコーヒーチェーン店やカフェなどが続々と増えており、現代人にとって欠かせない存在となっています。
コーヒーの定義について
コーヒーは、コーヒーを焙煎して挽いた粉から、お湯か水で成分を抽出したドリンクのことです。コーヒーの生豆には、ポリフェノールやアミノ酸、タンパク質などが含まれています。
コーヒーにはさまざまな作用があると言われています。そのため、健康維持のために毎日コーヒーを飲んでいる方も少なくありません。
まとめ
世界を見ても日本を見ても、コーヒーにはすでに長い歴史があり、古くから多くの方に親しまれているドリンクです。
コーヒーの実には豊富な成分も含まれており、身体によいとも言われています。コーヒーを毎日飲む習慣をまだ築いていない方は、習慣にしてみませんか?